山三昧の年明け②

KIRARA

2023年01月16日 11:14


TEC29のブログはSL専用みたいだが無視して山の日記を書く

備忘録なので興味のない方はスルーで。



毎夜やっているDivision2

Steamで1月27日まで1180円らしい

やってみて気が付いた、新しいMMOの形ディビジョン2

これってAIONじゃ?って思うくらいMMOだった。

武器のカスタマイズやクラフト、ダークゾーンでは対人もあったり

クランあったりでなかなか楽しめるのでオススメである。





正月から連日一人で山へいったが、ここは割愛する。


6日、 同郷同級生O君とくじゅうへ行った。

中学の同窓会の件でやり取りをしていたら

山をやってると聞いて、それから山友になったわけだ。

数十年の空白がありながら、一瞬で中学生に戻るこの不思議

くじゅうの山奥にある御池(みいけ)が、全面凍結するのを見たいとの希望で

ガイドすることになった。

ソロを好む私だが、気の合う友人と行くのは平気なのだ。

雪で真っ白なくじゅうの登山路を、

キュッキュと踏みしめながら静けさを楽しむ。


面白いのが、お互いに”やりたいことリスト”を作っていたという話

人生も後半になるといろんなことがあったり、絶望したり、終了したりする

そんな時、「人生でやりたいことってなんだろう」

この先何か、楽しいことはあるのか?

と立ち止まる瞬間がある。そして人はそのリストを作るようだ。


その中に、”富士山に登る”という項目を日本人ならばたいてい入れるそうだ。

例にもれず私もその一人。 いつかは登りたい。

それもあり山登りを始めた。


それから新しい扉が開き、日陰ばかりを好んで歩いていた自分が

大自然に飛び込んでいるわけだ。 

これが心身ともにこんなに健康になるとは、本当に知らなかった。

見ている景色が、あなたの心のひろさと豊かさを作る

これだ


同じような心境を経て山登りにたどり着いた人

多いのではないだろうか。

最近はコロナの影響もあり、アウトドア人気で

「えっ、こんな若い子たちが山へ?」

若いカップルがこんな”キツイ、汗かく、日焼けする、服が汚れる、暑い寒い”

ってところによく来るなーと感心する。

いわゆる悟り世代だろうか

うちの娘なんかは、お金もらっても絶対登らないというが。



O君はくじゅうが初めてらしく、その壮大な連山の景色に感動していた

冬のくじゅうは悪天候が多く、たいていガスがかかったり吹雪になったり

天気を読むのが難しい。 あっという間に遭難できる山域でもある。

その日は悪天候予報から、快晴となり

目の覚めるような”くじゅうブルー”が彼を迎えて本当に良かった。


凍った池では持参したヒップソリで遊ぶ。

冬の風物詩である、御池の凍結は人を子供に戻す場所で

大体騒いでるのはいい年したおじさん達。 飽きることなくプラスチックのソリで遊んでいる。

最近わかったのは、”男は死ぬまで子供だ”ということだ。

成長するならいいけど、そのままなので大型犬とでも思えばよい

餌だけやっとけ。



バレー部で鍛えたO君は、帰りの登り返しで足がつり

すぐにアミノバイタルを飲ませたら、回復していた。

O君は夏の宝満山へ初登山をして、熱中症で足がつり

飲み物もなくなって動けなくなったことがあるらしい

どうにか下山したが、完全に舐めていたと話していた。


体力がある人は、自分の体を過信するところがあるかもしれない。

そういえば同じ場所で足がつった女性がいたことがある。

牧ノ戸コースの最後の登り返しは、足にくるのだろうか

体力の配分は10K近くを歩く場合、気を付けなければいけない。

その時はたまたま下山で一緒になった、山岳ガイドさんが

テーピングを施して一緒に下山していた。


足がつるのは、たいてい水分不足やミネラル不足

O君はコーヒーを飲みながら歩いていたので、利尿作用からくる水分不足だろう。

書いていて今気づいた。あとでラインしておこう。


冬のもう一つの風物詩に、氷瀑というのがある

山の中の滝が少しずつ凍っていき、そのうちにモリモリとなって

見事な滝の芸術を見ることが出来る。

楽しみに育つのを待っていたら、このところの暖かさで

ほぼ落氷してなくなったらしく残念で仕方がない。

今年は見ることはないかもなぁと思うと、昨年見に行ってて良かったと思った。

冬の山を楽しむには、やっぱり寒気が来てほしいと切に願うのである。





さて次はどこの山へ行こう



おわり
山登り