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2024年03月19日

アーシング

登山にバレエにと常にどこかしら筋肉痛な今日この頃
こないだ山の帰りに夕ご飯の買い物へ
近くのスーパーに寄った
近所のおばちゃんがレジで

「ん?今日は、作業?」

いや畑仕事帰りちゃうねん
なんでパタゴニアのフーディニティーに
ノースウェストの帽子姿が畑仕事帰りやねん!
どー見ても山やろがい!

まぁ、このスタイルで庭仕事もするからいいけどね

ツタにまみれて藪化していた義実家の庭を
一人で1か月かけてスッカスカに伐採、剪定してしまい
樹齢70年の梅の木も喜んでいるだろう
毎日庭の落ち葉掃きから始め
木全体を見ると、おのずとどこを選定すればよいかわかってきた
大量の落ち葉と切った木を集め
袋に入れる作業がこんなに楽しいなんて

山登りでも岩とか木とかさわりながら登るけど
放電ていうか、
体に溜まった電気をアースのように流しているんだよね
だから山に行くと体と心が健康になる
土や草木など自然物に直接触れることで
体内のエネルギーバランスが整うのを
「アーシング」っていうらしい

おじいさんが庭で盆栽いじりする理由がわかるよね
  


Posted by KIRARA at 15:50Comments(0)山登り

2023年01月16日

山三昧の年明け②

TEC29のブログはSL専用みたいだが無視して山の日記を書く

備忘録なので興味のない方はスルーで。



毎夜やっているDivision2

Steamで1月27日まで1180円らしい

やってみて気が付いた、新しいMMOの形ディビジョン2

これってAIONじゃ?って思うくらいMMOだった。

武器のカスタマイズやクラフト、ダークゾーンでは対人もあったり

クランあったりでなかなか楽しめるのでオススメである。





正月から連日一人で山へいったが、ここは割愛する。


6日、 同郷同級生O君とくじゅうへ行った。

中学の同窓会の件でやり取りをしていたら

山をやってると聞いて、それから山友になったわけだ。

数十年の空白がありながら、一瞬で中学生に戻るこの不思議

くじゅうの山奥にある御池(みいけ)が、全面凍結するのを見たいとの希望で

ガイドすることになった。

ソロを好む私だが、気の合う友人と行くのは平気なのだ。

雪で真っ白なくじゅうの登山路を、

キュッキュと踏みしめながら静けさを楽しむ。


面白いのが、お互いに”やりたいことリスト”を作っていたという話

人生も後半になるといろんなことがあったり、絶望したり、終了したりする

そんな時、「人生でやりたいことってなんだろう」

この先何か、楽しいことはあるのか?

と立ち止まる瞬間がある。そして人はそのリストを作るようだ。


その中に、”富士山に登る”という項目を日本人ならばたいてい入れるそうだ。

例にもれず私もその一人。 いつかは登りたい。

それもあり山登りを始めた。


それから新しい扉が開き、日陰ばかりを好んで歩いていた自分が

大自然に飛び込んでいるわけだ。 

これが心身ともにこんなに健康になるとは、本当に知らなかった。

見ている景色が、あなたの心のひろさと豊かさを作る

これだ


同じような心境を経て山登りにたどり着いた人

多いのではないだろうか。

最近はコロナの影響もあり、アウトドア人気で

「えっ、こんな若い子たちが山へ?」

若いカップルがこんな”キツイ、汗かく、日焼けする、服が汚れる、暑い寒い”

ってところによく来るなーと感心する。

いわゆる悟り世代だろうか

うちの娘なんかは、お金もらっても絶対登らないというが。



O君はくじゅうが初めてらしく、その壮大な連山の景色に感動していた

冬のくじゅうは悪天候が多く、たいていガスがかかったり吹雪になったり

天気を読むのが難しい。 あっという間に遭難できる山域でもある。

その日は悪天候予報から、快晴となり

目の覚めるような”くじゅうブルー”が彼を迎えて本当に良かった。


凍った池では持参したヒップソリで遊ぶ。

冬の風物詩である、御池の凍結は人を子供に戻す場所で

大体騒いでるのはいい年したおじさん達。 飽きることなくプラスチックのソリで遊んでいる。

最近わかったのは、”男は死ぬまで子供だ”ということだ。

成長するならいいけど、そのままなので大型犬とでも思えばよい

餌だけやっとけ。



バレー部で鍛えたO君は、帰りの登り返しで足がつり

すぐにアミノバイタルを飲ませたら、回復していた。

O君は夏の宝満山へ初登山をして、熱中症で足がつり

飲み物もなくなって動けなくなったことがあるらしい

どうにか下山したが、完全に舐めていたと話していた。


体力がある人は、自分の体を過信するところがあるかもしれない。

そういえば同じ場所で足がつった女性がいたことがある。

牧ノ戸コースの最後の登り返しは、足にくるのだろうか

体力の配分は10K近くを歩く場合、気を付けなければいけない。

その時はたまたま下山で一緒になった、山岳ガイドさんが

テーピングを施して一緒に下山していた。


足がつるのは、たいてい水分不足やミネラル不足

O君はコーヒーを飲みながら歩いていたので、利尿作用からくる水分不足だろう。

書いていて今気づいた。あとでラインしておこう。


冬のもう一つの風物詩に、氷瀑というのがある

山の中の滝が少しずつ凍っていき、そのうちにモリモリとなって

見事な滝の芸術を見ることが出来る。

楽しみに育つのを待っていたら、このところの暖かさで

ほぼ落氷してなくなったらしく残念で仕方がない。

今年は見ることはないかもなぁと思うと、昨年見に行ってて良かったと思った。

冬の山を楽しむには、やっぱり寒気が来てほしいと切に願うのである。





さて次はどこの山へ行こう



おわり  


Posted by KIRARA at 11:14Comments(0)山登り

2023年01月12日

年末年始は山三昧①

年末にバレエ友のMちゃんと、くじゅうの雪山へ
瀬の本登山口から、未踏の岩井川岳(いわいごだけ)へ行った。

バレエ教室で仲良かった彼女と、まさか今度は山登りをするなんて
と嬉しくて山頂で女子会をすることにした。

ノンアルスパークリングワインと水餃子、〆にはうどん。
目の前に広がる阿蘇五岳の雄姿
絶景はどんな絵にも写真にもかなわない。

くじゅう連山は九州のアルプスといっても良いだろう
ラムサール条約の湿地帯である坊がつるや、冬には全凍結の御池
初夏には九州の火山帯にしか咲かない、ミヤマキリシマの花と
四季折々にハイカーたちを楽しませてくれる。

今回は雪山ということで、軽アイゼン持参で登る。
白い雪に心を癒され、先人のラッセル跡に助けられて歩く
たまに見かける、かわいい小動物の足跡を見ては
マタギのようにしゃがみ、モンハンのように
「この足跡は。。。。タヌキかテンか・・」と追跡した。



バディのMちゃんは、東京女子大の時には富士山も登ったという
山の大先輩だった。
マイペースな彼女とマイペースな私と、
少女のようにキャッキャしては
二人とも筋肉が付かないタイプで、ゼーゼー言う。

「よし、だいぶ進んだかな」と登山アプリの地図を確認
「あれ? なんかバグってる? 全然進んでないんだが」

「いえ、あってます。 
あんなに頑張って登ったのに50mしか進んでないです。」

「エッ・・・・・。 まだ半分もキテナイッテコト?」

この失望感は山をやっている人にしかわからないだろう。


雪道に足を取られて、グリップが利かない
まるで砂地を登るようだ。

おまけに何かというとキャッキャ笑っているので、力が抜け
脱力しまくる、フニャフニャチームである。

昨日あまりに楽しみ過ぎて、ワクワクして眠れなかった
雪山ということで、風呂上がりに全身にオイルを3回塗りたくったせいか暑くてエンジン全開になり寝不足なのもある。


「ここメチャ急登やん、コースタイム1時間半て
どこの足速いオッサンのタイムやねん、休憩時間入ってんの?」
「思ってたよりずっと急登ですよね・・・。」


水餃子とうどんが重い。 ワインも重い
だが山頂で宴をするために頑張るんだ。


「まだかイワイGOは。ひろみGOはまだかー」

「え、綾野GOじゃないんですね」

ジェネレーションギャップだ
彼女はだいぶ年齢が下なのである。


樹林帯を抜けると、いきなり限界森林のだだっぴろい丘が見えた。
限界森林とは、ある程度の高度から木々が育たず
木がなくなる高度の地点である。



左に見えるのが阿蘇根子岳、右が阿蘇山


突然突風が吹きまくる

ほっかむり武装をしないと歩けない


ピークはここから見えないが、山頂に行くのにここは降りるようだ。


下山の鬼である私は、そこから駆け出す

「ピークどこだーーーー」

そして目の前に現れる阿蘇山と雲海

「ちか! 阿蘇ちかいわー」 と絶景に見惚れる。

いつも登るくじゅう山域はもっと北側なのだが、今日のコースは南側
ここから見る景色は初めてで、阿蘇が間近に望め感動した。
いいところだ


冷たい突風が吹きすさぶ山頂に着いた。
ここで鍋はちょっと。。
という気配を素早くキャッチして遮るように言う。
「とりま持っている防寒着を全部着てみようよ」


さながら強盗団の出来上がりだ。


「今は誰とも会いたくないですね」
「平日でよかったわ、ていうか記念撮影してなかった」
「この格好は・・・・・ちょっと」
「そだねー 再開するときに撮ろうよ。
つか目出し帽ヤメテ なんのプレイでつか?」

Mちゃんは覆面をしたまま鍋を食べたようで、 
下山途中まで付けていた。

彼女はどうやって食べたのか?
それが今回の山行での最大の謎である。


標高1522mの山頂で食べる水餃子。 阿蘇五岳を見ながら食べる鍋



最高✨



下山後は黒川温泉で、キャーキャーしながら
ゆっくりと疲れを落とした。
「登山の後の温泉、サイコー。 温泉成分がジワジワ入って来るー」
「ここの露天、硫黄の匂いがすごいね。効きそう~~」


女子会登山、楽しかったしとても癒された


こうして山納めをして、2022年の幕が静かに下りた。



つづく  


Posted by KIRARA at 14:37Comments(0)山登り